「ショー・シェークスピア・ワイルド移入史 逍遥と抱月の弟子たち 市川又彦・坪内士行・本間久雄の研究方法」
清水義和 / 文化書房博文社
定価: ￥ 7,700

明治の劇壇を知るには、著者にとって、今は故人となった市川又彦、坪内士行、本間久雄の研究業績を辿ることが一番の近道であった。先ず、市川のショー研究を、歴史的に辿っていくと、坪内逍遙と島村抱月の後ろ姿が見えてくる。次に、市川の同時代の研究者たちを辿っていくと、士行、本間の姿が現れショーについて様々に発言していた事が分ってくる。又、市川、士行、本間たちの研究を、それぞれの立場から辿っていくと三者共通の師であった逍遙と抱月の姿が見えてくる。

※ うす汚れやうす焼け、コスレ、角やふちの軽いほころび、シミ汚れなど、中古感がハッキリとあります。シミは主に裁断面や扉に斑点状のものがポツポツとありますが、ページ内には冒頭の数枚のふちあたりに少しあるぐらいで、たくさんはありません。書き込みもありませんので、焼けはありますが紙面は概ねきれいと言えます。気持ちよく見ていただける状態です。

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ショー・シェークスピア・ワイルド移入史 逍遥と抱月の弟子たち 市川又彦・坪内士行・本間久雄の研究方法 清水義和／著